2022/05/09
【MC Plus Mounthly Vol.37】2022年度診療報酬改定の現状について
先日行われました、令和4年度の診療報酬改定の内容の中からポイントになる部分の解説を行います。
〈高度急性期入院医療〉
・「急性期充実体制加算」
・「疼痛管理チーム」
などのチーム医療に関する動向を中心に解説
〈4月から「外来機能報告」がスタート〉
・外来機能報告制度の今後のスケジュールの確認していきます。
・「逆紹介」のポイントの解説をします。
〈LIFE活用〉
介護報酬改定で評価されているLIFE結果、LIFE活用の中で職員の方がどの様に受け止めているか、
好影響のところ確認したいと思います。
手術実績で「高度・専門急性期」を切り分け
看護師が機動的に院内外で重症対応支援
2022年度診療報酬改定では、高度・専門的な医療提供体制を評価する加算の新設が目玉となった急性期入院医療。ほかにも質の高い体制の確保や質を高めるための取り組みに、高度急性期では地域を視野に入れた人材育成の体制も含めて重点的な評価が行われている。
4月から「外来機能報告」がスタート
来年3月に紹介受診重点医療機関を公表
4月から新たに「外来機能報告」がスタートしている。対象医療機関からの報告を踏まえ、2023年3月までに都道府県ごとに「紹介受診重点医療機関」が公表される予定だ。3月末には「外来機能報告等に関するガイドライン」を含む関連政省令等の施行通知が発出されている。
LIFE活用にはメリットも「職員負担」に課題
介護医療院の看取りは人手がネックに
「LIFE」の活用によって「利用者の課題把握が容易」になり、介護医療院への移行は「経営面でプラス」となった―。2021年度介護報酬改定の効果検証からは、そうしたメリットが明らかになる一方で、人材に関する根本的な課題も浮かび上がっている。