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2022/03/31

【MC Plus Mounthly Vol.36】2022年度診療報酬改定の現状について

今回の内容は、3月4日に告示された診療報酬改定の中から、いくつかのポイント解説を行います。

〈診療報酬改定〉
・感染対策向上加算
・腎代替療法
 上記に関する診療報酬についてのポイント解説
 単に、個別の医療機関の評価の視点だけではなく、地域医療全体の底上げへの取り組みまで求められている

〈回復期リハビリテーション病棟の見直し〉
・第三者評価の内容について
・循環器領域も対象疾患に

〈医療情報化支援基金〉
・399床未満の病院を対象
・国が推奨する標準規格に準拠したシステムの導入、入替を支援

〈薬局薬剤師の働き方改革〉
・対人業務のさらなる推進
・DXなどを含めて、どうしたら専門性を発揮できるか
・2022年6月に結論を出すことで議論がスタートした

牽引役が地域医療を底上げする仕組みを導入
回リハの「第三者評価」は次回要件化か

2022年度診療報酬改定は、「連携」と「医療の質」に焦点が当てられたことが大きな特徴といえる。特に「地域連携」をより具体的に一段上の内容に押し上げ、その取り組みによって「地域医療の質」を確保する仕組みを導入していることが注目される。

中小医療機関の標準電カル導入に費用補助
セキュリティは診療報酬やGLで強化へ

中小規模医療機関における標準規格準拠の電子カルテ導入を補助金で支援していく方針が示され、2022年度診療報酬改定では関連して「診療録管理体制加算」の見直しも行われることになっている。電子カルテの標準化とセキュリティ強化が着実に進められている。

薬局薬剤師の業務見直し、6月までに方向性
対人業務の充実や地域活用などテーマに

2022年度調剤報酬改定でも推し進められた「対物業務から対人業務への構造的転換」。厚生労働省は、報酬上の評価にとどまらず、幅広い観点から対人業務の充実に向けた検討に着手しており、今年6月には議論の取りまとめが行われる予定だ。