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2022/02/28

【MC Plus Mounthly Vol.35】2022年度診療報酬改定の現状について

今回の内容は、2022年の診療報酬改定の動向について解説します。

〈入院医療の見直し〉
・看護必要度
・急性期入院医療
 集中治療であったり、管理栄養士や薬剤師によるチーム医療など、評価の見直しのポイントを解説します。

〈外来機能分化について〉
・外来機能報告制度がスタート(新年度から)
・紹介受診重点医療機関(新設)
 概要の説明、評価のポイント
・リフィル処方箋の見直し・導入のポイント
 実運用で起こり得ることの紹介と注意点

〈かかりつけ医の制度化〉(昨年末の改革工程表)
 現在のかかりつけ医とは?
 ※かかりつけ医には、3つの種類があります。

〈介護職員の処遇改善〉
 今後のスケジュールを解説します。

〈トピックス〉
・中小規模医療機関に関する電子カルテシステムの新規導入に関する支援策
・オンライン診療のガイドラインの見直しのポイント

必要度は厳格化も基準割合で中小病院に配慮
オンライン初診料は中間の251点に

焦点の一つだった「重症度、医療・看護必要度」の見直しが3回連続の公益裁定の末に行われた2022年度診療報酬改定。財務・厚生労働大臣の合意事項である「入院医療の評価の適正化」は確実に履行された。政府が主導した「オンライン診療」の評価も公益裁定で決着している。

「かかりつけ医機能」を23年度までに明確化
有効発揮への制度的対応が最大の焦点に

2022年度診療報酬改定では重点課題の一つとして、「かかりつけ医機能」の強化がさらに進められた。厚生労働省は今後、そうした診療報酬上の評価とは別に、かかりつけ医機能を明確化したうえで、それが有効に発揮されるための具体的方策を23年度にかけて検討する。

介護報酬の新加算で職員の賃上げを継続
実績報告で要件満たさない場合は返還も

政府方針による介護職員の処遇改善が2月から実施され、9月までは収入を3%程度(月額平均9,000円相当)引き上げるための補助金が交付される。介護報酬で対応するとされている10月以降は、新加算を創設して、補助金と同程度の引き上げが継続されることになる。