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2022/01/31

【MC Plus Mounthly Vol.34】2022年度診療報酬改定の現状について

今回の内容は、2022年の診療報酬改定の動向について解説します。

〈外来機能報告制度について〉
外来機能報告制度とは、外来版の地域医療構想の基礎資料となる外来の状況を報告するための制度です。
・医療資源を重点的に活動する外来とそれ以外の外来(日常診療の外来)  
・外来においても地域で役割分担をする(地域で決める)  
この重点外来の考え方を紹介します。

〈オンライン診療の新たな指針のポイント〉
・かかりつけ医であれば、初診から実施可能になる  
・かかりつけ医の定義の説明  
・かかりつけ医以外で初診から行うにはどうしたら良いのか?  
このポイントを紹介します。

〈令和4年の診療報酬改定〉
調剤報告改定の議論と論点を整理しています。
・敷地内薬局の評価の在り方  
・バイオシミラーの導入初期加算とさらなる推進の見直し

重点外来の初診40%、再診25%以上が基幹型
全国の200床以上病院の4割が該当

「医療資源を重点的に活用する外来」を地域で基幹的に担う医療機関を明確化するための国の基準が明らかになり、2022年度から導入される「外来機能報告制度」の全容が整いつつある。効率的な医療提供体制の整備に向け、外来機能の分化・連携が一層推進される。

オンライン初診は原則「かかりつけの医師」
学会基準で可否判断し、処方も適正化

初診からの実施は原則「かかりつけの医師」とし、それ以外の医師も診療前のオンライン相談で患者の医学的情報が得られた場合は認める―。こうした内容を追加したオンライン診療の実施指針の改定案が固まった。今後は新指針の施行時期と診療報酬上の評価が焦点となる。

調剤料から「対人評価部分」を切り分けか
分割調剤の処方箋様式変更で反復利用へ

2022年度診療報酬改定の本体改定率は+0.43%に決まった。不妊治療の保険適用と看護職員の処遇改善の使途限定分を除くと、リフィル処方箋の導入による効率化なども合わせ、実質は+0.23%となる。今後はその財源配分に焦点が移るが、「調剤」では調剤料の抜本的見直しも浮上している。