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2021/10/30

【MC Plus Mounthly Vol.31】2022年度診療報酬改定の現状について

今回の内容は、2022年度診療報酬改定に関するの中間とりまとめの内容、その中でも急性期入院医療についてのポイントについて解説します。

〈診療報酬改定〉
・重症度医療看護必要度
・新たな急性期の指標作りの状況
・地域包括ケア病棟も現在、その数が増えてきている状況であり、地域密着の病棟としての役割

〈在宅医療〉
・トレンドの解説
・24時間往診体制をキープした在宅医療を地域で作っていくか、どういった診療報酬改定になるか。

〈受療行動調査の結果〉
・外来の機能分化の考え方
・患者さんがどういった視点で医療機関を選んでいるのか

退院日や前日も心電図モニター管理が一定数
救急医療管理加算には基準定量化の意見

次期改定に向けた入院医療の専門的な議論は9月に入り中間とりまとめが行われた。看護必要度では心電図モニターの管理やSOFAスコアが高くても必要度を満たさない患者の評価、救急医療管理加算では実態を踏まえた基準設定などが論点になっており、今後さらに掘り下げられていく。

「地域のチーム医療」として在宅の推進を
適切な職種・内容の訪問看護か検証も

在宅医療の大幅な需要増が見込まれる中、在宅療養支援診療所の届出が減少傾向ともいえる状況にあり、訪問看護は看護師とリハビリ職のケアの違いが問われている。中医協・総会における次期改定議論で、在宅医療では質と量のバランス確保が大きな論点となっている。

特定機能・大病院で進む「紹介・専門外来」
“かかりつけ病院”でも専門性を重視

ネットやSNSなどの情報を活用しつつ、医師の紹介で病院の外来を受診する患者が増加し、100床未満病院では定期受診患者も増えている―。厚生労働省の「2020年受療行動調査(概数)の概況」から、こうした傾向が明らかになっている。